ロールスクリーンで西日対策|オフィス遮熱4選

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ロールスクリーンで西日対策|オフィス遮熱4選

結論から言うと、西向きのオフィスで空調が効かない原因はエアコンの能力不足ではなく、窓から入る熱です。 夏の冷房時、室内に侵入する熱の約7割は窓などの開口部からと言われており(資源エネルギー庁ほか)、ここを塞がずにエアコンを強めても電気代が増えるだけでした。この記事では、工事不要で導入できる遮熱ロールスクリーンを、取り付け方法別に4製品比較します。

本記事は2026年8月時点の楽天市場の価格・レビュー傾向をもとにまとめています。価格はクーポン等で変動するため、最終確認は各商品ページでお願いします。

なぜ西日対策がコスト削減に直結するのか

西向きの窓際席から「午後だけ暑い」というクレームが来るのは、どのオフィスでもある話です。従来はエアコンの設定温度を下げて対応しがちですが、これは根本解決になっていません。

夏の冷房時に室内へ侵入する熱の約7割は窓からというのが、住宅・建材業界で広く共有されている数値です。窓ガラスは断熱性能が低く、さらに西日は入射角が低いためガラス面に直接差し込みます。つまりエアコンの冷気は、窓から入り続ける熱と綱引きをしている状態です。

導入してみて分かったのは、遮熱スクリーンを西面の窓に下ろすだけで、窓際席の体感がはっきり変わるということでした。設定温度を1度上げても文句が出なくなり、結果として空調負荷が下がります。

一方で注意点もあります。遮熱スクリーンは室内が暗くなるため、照明を追加で点けると省エネ効果が相殺されることがあるという点です。採光タイプを選ぶか、窓側の照明を調光できるかを事前に確認しておくべきでした。

取り付け方法で選ぶ|賃貸オフィスの現実的な選択肢

取付方法 工事 原状回復 向くケース
吸盤式 不要 問題なし 小窓、短期利用、最小コスト
つっぱり式 不要 問題なし 標準的な腰高窓〜掃き出し窓
カーテンレール取付 不要 問題なし 既存レールがある窓
ビス固定 必要 要確認 自社ビル、長期運用

賃貸オフィスならつっぱり式が第一候補です。窓枠の内側に突っ張り棒の要領で固定するため、壁に穴を開けません。近年はつっぱり式でも1mm単位のサイズオーダーに対応する製品が増え、既製サイズが合わないという問題も解消されつつあります。

【最小コスト】吸盤式 スリムロールスクリーン|まず1枚試す

吸盤付き スリムロールスクリーン 全遮光生地 窓に貼るだけ 日除け 穴あけ不要 ローラーブラインド

吸盤付き ローラーブラインド スリムロールスクリーン 全遮光生地 穴あけ不要

参考価格2,480円、レビュー5件・平均3.60。ガラス面に吸盤で直接貼り付けるタイプで、取り付けに5分もかかりません。遮光生地のため日射そのものを止められ、紫外線による書類や什器の日焼けも抑えられます。1,980円のモデル(レビュー3件・平均5.00)もあり、まず1枚で効果を試すには十分です。

メリット
2,000円前後で試せるため、効果があるか半信半疑の段階でも稟議が通りやすい。
– 接着剤不要・穴あけ不要で、原状回復のリスクがゼロ。
– 小窓や、書庫・サーバールームの窓など、部分的な対策に向く。

気になる点/デメリット
吸盤は夏場の高温と経年で確実に落ちます。 ガラスの油分をアルコールで拭き取ってから貼るのが必須で、それでも数か月で貼り直しが発生します。
– 幅の選択肢が限られるため、大きな窓には複数枚を並べる必要があり、隙間から光が漏れます。
– 全遮光は外が完全に見えなくなります。眺望や採光を求める執務室のメイン窓には不向きで、あくまで補助的な用途向け。

【本命】つっぱり式 1級遮光ロールスクリーン|サイズオーダー対応

つっぱり ロールスクリーン 30色 1級遮光 穴あけ不要 遮熱 採光 賃貸OK オフィス 2年保証

つっぱり ロールスクリーン 30色 1級遮光 1mmサイズオーダー 遮熱・撥水・賃貸OK

参考価格3,100円、レビュー2件・平均4.50。幅50〜180cm、高さ220cmまで1mm単位でサイズを指定できるつっぱり式です。1級遮光・遮熱・撥水に対応し、色は30色から選べるため既存の内装に合わせやすい。2年保証が付く点も、備品として稟議に乗せるうえで説明しやすい要素でした。

メリット
1mm単位のオーダーで窓枠にぴったり収まり、隙間からの光漏れと熱侵入を最小化できる。
– つっぱり式なので壁に穴を開けず、退去時の原状回復費用が発生しない。
– 3,000円台という価格で1級遮光クラスが手に入り、複数窓への横展開がしやすい。

気になる点/デメリット
つっぱり式は窓枠の内側に十分な奥行きがないと固定できません。 発注前に枠の実測が必須で、ここを怠ると返品交換の手間が発生します。
– オーダー品のため納期がかかり、返品が効かない場合があります。急ぎの対応には向きません。
– レビュー件数が2件と少なく、生地の質感や巻き取り機構の耐久性は実物を見るまで読み切れません。

コードレスのつっぱり式オーダー品(6,200円)もあり、チェーンやコードが垂れ下がるのを避けたい執務室ではこちらのほうが安全です。

【高窓対応】KeeGo 電動ロールスクリーン|手が届かない窓の運用を解決

KeeGo 電動ロールスクリーン つっぱり式 USB充電 リモコン操作 自動開閉 遮熱 防炎 高窓対応

KeeGo 電動ロールスクリーン つっぱり式 USB充電 リモコン・音声操作 遮熱・防炎 幅50-220cm

参考価格14,200円、レビュー30件・平均4.23。今回の4製品で最もレビューが集まっている電動タイプです。USB充電式でリモコンと音声制御に対応し、つっぱり式のため電気工事も穴あけも不要。ソーラーパネル充電に対応するモデルもあり、充電の手間そのものを減らせます。防炎対応という点も、オフィス備品としては重要な差別化ポイントです。

メリット
脚立が必要な高窓でもリモコン1つで開閉できる。 総務が毎日開け閉めして回る運用がなくなるのが最大の価値。
– 自動開閉のスケジュール設定を使えば、西日が強くなる時間帯に自動で下ろせる。人の意識に依存しない省エネ運用が組める。
防炎対応のため、内装制限のあるフロアでも管理会社への説明がしやすい。

気になる点/デメリット
1.4万円と、手動タイプの4〜5倍の価格です。窓が10箇所あれば14万円になるため、全窓への導入は現実的でありません。高窓や開閉頻度の高い窓に絞るべき。
– USB充電式は電池切れで動かなくなります。充電を誰が管理するのかを決めておかないと、下ろしたまま放置される事態になります。
– 動作時にモーター音が出ます。静かな執務室では、会議中の自動開閉が気になる可能性があります。

【断熱重視】KeeGo 電動ハニカムシェード|空気層で熱を止める

KeeGo 電動ハニカムシェード コードレス 充電式 断熱ブラインド 1級遮光 採光 撥水 高窓

KeeGo 電動ハニカムシェード コードレス 充電式 1級遮光・断熱 幅49-290cm 2年保証

参考価格17,210円、レビュー1件・平均4.00。ハニカム(蜂の巣)構造の内部に空気層を持つシェードで、単なる生地1枚のロールスクリーンより断熱性能が高いのが特徴です。幅49〜290cm、高さ500cmまで対応するため、オフィスの大型窓や吹き抜けの高窓にも使えます。

メリット
空気層による断熱は、遮光生地の遮熱よりも熱の伝わりを抑えられる構造。冷房効率を本気で上げたい窓に向く。
– 夏の遮熱だけでなく冬の暖房時の熱逃げにも効くため、通年で効果があります。年間の空調コストで評価すると割高感は薄れます。
– 幅290cm・高さ500cmまで対応し、他製品では収まらない大型窓に対応できる。

気になる点/デメリット
1.7万円台とさらに高価で、しかもレビュー1件と判断材料が乏しい。導入するなら1窓で試してからの横展開が安全です。
– ハニカム構造は内部にホコリが溜まりやすく、掃除がしにくい。定期清掃の手間は普通のロールスクリーンより増えます。
ツインタイプ(19,700円・レビュー6件)はレビュー平均3.67と評価が割れており、多機能なほど不具合報告も増える傾向があります。

4製品の比較表|迷ったらコレ

製品 参考価格 取付方法 遮熱・断熱の方式 操作 おすすめ度
吸盤式スリムロールスクリーン 2,480円 吸盤(ガラス直貼り) 全遮光生地 手動 ★★★☆☆
つっぱり式 1級遮光 3,100円 つっぱり(窓枠内) 1級遮光+遮熱生地 手動 ★★★★★
KeeGo 電動ロールスクリーン 14,200円 つっぱり(窓枠内) 遮熱生地+防炎 電動・音声 ★★★★☆
KeeGo 電動ハニカムシェード 17,210円 レール/つっぱり ハニカム空気層で断熱 電動 ★★★★☆

迷ったらコレ:手が届く高さの窓なら、つっぱり式1級遮光の3,100円タイプ。 1mm単位のサイズオーダーで隙間なく収まり、賃貸でも原状回復の心配がありません。脚立が要る高窓や、開閉忘れが常態化している窓だけ電動タイプに投資する、という使い分けが最も費用対効果が高いという結論になりました。

空調とセットで考える|遮熱の効果を最大化する

窓を塞いだだけでは、室内にたまった熱気は動きません。遮熱スクリーンで熱の侵入を止め、サーキュレーターで室内の温度ムラをなくすという組み合わせが基本形です。エアコンの冷気は床付近に溜まりやすいため、空気を撹拌するだけで設定温度を1〜2度上げても体感が保てます。具体的な機種選定はオフィス向けサーキュレーターの比較記事にまとめています。

それでも窓際席だけが暑いという場合は、局所冷却の機器を検討する段階です。スポットクーラーと冷風扇の違いを整理した記事も参考になります。順番としては「遮熱 → 送風 → 局所冷却」で、コストの安い対策から潰していくのが定石です。いきなりスポットクーラーを買うと、電気代が跳ね上がったうえに窓からの熱は入り続けます。

よくある質問

Q1. 遮熱ロールスクリーンで室温はどのくらい下がりますか?

条件によって幅がありますが、直射日光が当たる西面の窓では、窓際の体感温度が明確に変わります。ただし室温そのものが何度下がるかは、断熱性能・窓面積・エアコン能力に左右されるため、一律の数値は示せません。確実に言えるのは、エアコンが戦う相手(窓から入る熱)が減るぶん、同じ設定温度を維持するための消費電力が下がるということです。

Q2. 遮光と遮熱は同じものですか?

別の性能です。遮光は「光を通さない」、遮熱は「熱を伝えにくい」という指標で、遮光1級の生地が必ずしも遮熱性能に優れるわけではありません。ただし直射日光を物理的に遮れば熱の侵入も減るため、実用上は遮光生地でも一定の効果があります。通年で空調負荷を減らしたいなら、遮熱コーティングやハニカム構造など断熱を明示した製品を選んでください。

Q3. 賃貸オフィスでも取り付けられますか?

つっぱり式・吸盤式・既存カーテンレール取付なら、壁に穴を開けないため原状回復の対象になりません。ビス固定タイプだけは貸主の許可が必要です。判断に迷ったら、契約書の原状回復条項を確認するか管理会社に一報を入れておくと後々もめません。

Q4. 防炎品でないとオフィスには設置できませんか?

建物の用途と規模によります。高層建築物や不特定多数が出入りする施設では、消防法により防炎対象物品への防炎性能が求められる場合があります。一般的な事務所ビルの執務室では必須でないケースが多いものの、判断は管理会社と所轄消防に確認するのが確実です。防炎ラベル付きの製品を選んでおけば、この確認自体が不要になります。

Q5. 電動タイプの充電はどのくらい持ちますか?

製品と使用頻度によりますが、1日1〜2回の開閉なら数か月単位で持つものが一般的です。ただし充電切れで動かなくなると脚立を出して手動で下ろす羽目になるため、備品台帳に充電時期を記録するか、ソーラーパネル対応モデルを選んで充電作業自体をなくすのが実務的です。

まとめ

オフィスの西日対策は、エアコンの設定温度をいじる前に窓から入る熱を止めるほうが確実で安いという結論になります。賃貸オフィスなら壁を傷めないつっぱり式が本命で、3,000円台から1級遮光クラスが手に入ります。手が届かない高窓や開閉忘れが常態化している窓だけ、1.4万円前後の電動タイプに絞って投資する。この配分がいちばん無駄がありませんでした。まずは西面の窓を1つ実測して、1枚試すところから始めてみてください。2026年8月時点の価格は下のリンクから確認できます。

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