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浄水型ウォーターサーバー4選|オフィス水代を削減
結論から言うと、10人前後のオフィスなら浄水型ウォーターサーバーへの切り替えで水代は宅配ボトルの1/3以下に落とせます。 決め手は水そのものの値段ではなく、ボトルの受け取り・保管・交換という「見えない工数」が消えることです。この記事では、6,000円台のポット型から7万円前後の水道直結型まで、価格帯別に4製品を初期費用・ランニングコスト・設置条件で比較します。
本記事は2026年8月時点の楽天市場の価格・レビュー傾向をもとにまとめています。価格はクーポン等で変動するため、最終確認は各商品ページでお願いします。
宅配ボトルから浄水型へ切り替えると何が変わるか
総務としてボトル式サーバーを何年か運用してきて、いちばん負担だったのは水代ではなくボトルの物理的な扱いでした。12Lボトルは満水で約12kg。これを女性社員が腰の高さまで持ち上げて交換する運用は、正直あまり良くありません。加えて空ボトルの回収待ち置き場が給湯室の一角を常時占領します。
コスト面を整理すると、こうなります。
| 項目 | 宅配ボトル式 | 浄水型(水道水を注ぐ/直結) |
|---|---|---|
| 水の実費 | 12Lあたり1,300〜2,000円前後 | 水道代のみ(12Lで数円) |
| 消耗品 | ボトル代に含まれる | カートリッジ 数百〜数千円/数か月 |
| 保管スペース | 未開封+空ボトルで畳半分程度 | ほぼ不要 |
| 交換作業 | 12kgの持ち上げが定期発生 | 給水またはゼロ(直結) |
| 注文・検品工数 | 毎月発生 | ほぼゼロ |
水の単価だけ見ると差は数千円でも、工数とスペースを含めると評価が逆転するというのが導入してみて分かったことです。一方で浄水型にも弱点があり、カートリッジ交換を誰が管理するかを決めないと、期限切れのまま使い続ける事態になります。ここは後述の運用パートで触れます。
選ぶ前に決めておく3つの条件
商品選定に入る前に、社内で以下の3点を確定させておくと迷いません。
1. 給水方式(手動タンク/水道直結)
給湯室の蛇口から分岐が取れるなら直結型が圧倒的に楽ですが、賃貸オフィスでは分岐工事に貸主の許可が要るケースがあります。許可が取りにくいなら手動給水型一択です。
2. お湯が要るか
コーヒーや味噌汁の需要があるなら温水機能付きを選びます。ただしすでに電気ケトルやコーヒーメーカーがあるなら、温水機能を省いて安く上げるほうが合理的です。給湯まわりの見直しはオフィス向けコーヒーメーカーの比較記事や電気ケトルの選び方も合わせて確認すると全体最適が取りやすくなります。
3. 想定人数と1日の使用量
目安として1人1日1L前後。10人なら1日10L、月に200L超です。この規模でポット型(1回4.8L程度)を回すのは現実的ではありません。人数×1L×営業日数を先に出しておくと、機種の器はおのずと決まります。
【〜1万円】ブリタ フロー|少人数オフィスの最小構成
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ブリタ フロー マクストラプロ カートリッジ付(ろ過水容量4.85L/全容量8.2L)
参考価格6,413円、レビュー2,105件・平均4.57という圧倒的な実績を持つポット型です。厳密にはサーバーではありませんが、3〜5人の小規模事務所や部署単位の給水であればこれで足ります。全容量8.2Lで、冷蔵庫の棚に横置きできる形状なのが実用的でした。
メリット
– 初期費用6,000円台で、電源も工事も不要。今日買って今日使える。
– 蛇口付きで、冷蔵庫に入れたまま注げる(毎回取り出す手間がない)。
– カートリッジはドラッグストアや通販で入手でき、調達が止まらない。
気になる点/デメリット
– 温水は出ない。 お湯が必要な職場では別途ケトルが要ります。
– ろ過水4.85Lは10人規模だと午前中で空になります。補充当番が必要。
– ポット型は本体の洗浄を怠ると内側にぬめりが出ます。月1回の洗浄前提。
なお同じシリーズでカートリッジ5個付きのセット(10,148円)もあり、カートリッジは概ね2か月で交換のため、1年分をまとめて購入して備品棚に置いておく運用が発注忘れを防げます。単品で買い足すより1本あたりの単価も下がります。
【1万円台】卓上型 浄水サーバー|給水と湯沸かしを1台に
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ウォーターサーバー 小型 卓上 浄水型 急速湯沸器 カートリッジ一体型 水温調節
参考価格11,980円、レビュー96件・平均4.10。費用対効果でいえばオフィス導入の本命はこの価格帯です。タンクに水道水を注ぐだけで浄水され、しかも数秒で必要な量だけ湯沸かしできるタイプ。ペットボトルを装着できるラック構造の製品もあり、既存の備蓄ボトルを流用できます。
メリット
– 1万円台で浄水+温水がまとまり、ケトルとサーバーの2台持ちを解消できる。
– 瞬間加熱式は保温し続けないため、電気ポットより待機電力の無駄が少ない。
– 卓上サイズで、給湯室のカウンターに置ける設置自由度の高さ。
気になる点/デメリット
– タンク容量が小さく、10人規模だと1日数回の給水が発生します。 誰が入れるか決めておかないと空のまま放置されがち。
– 瞬間加熱式は連続で複数杯淹れると出湯が追いつかないことがある。来客対応が多い受付には不向き。
– レビュー平均4.10は上位機種よりやや低く、個体差や動作音への指摘が一定数あります。静かな執務室のすぐ横に置く場合は注意。
【7万円前後】SOLEMOOD 水道直結型|給水作業をゼロにする
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SOLEMOOD ウォーターサーバー 水道直結 浄水型 RO カートリッジ 水温調節 カプセル式対応
参考価格69,800円、レビュー283件・平均4.35。RO(逆浸透膜)フィルターを備えた水道直結型で、給水作業そのものが消えます。カプセル式コーヒーにも対応するモデルで、温度設定も段階的に選べるため、白湯・お茶・コーヒーを1台でまかなえるのが強みです。
メリット
– 水道直結のためタンクへの給水当番が完全に不要。運用の属人化が解消される。
– ROフィルターは一般的な活性炭フィルターより除去性能の水準が高く、水質へのクレームが出にくい。
– 温度調節とカプセル対応で、来客対応の見栄えもつくれる。10人以上のオフィスで本領を発揮します。
気になる点/デメリット
– 設置に給水分岐工事が必要で、賃貸オフィスでは貸主・管理会社の確認が要ります。ここを飛ばすと納品後に設置できず塩漬けになります。
– 初期7万円前後に加え、ROフィルターは通常のカートリッジより単価が高め。年間の消耗品費を事前に見積もっておくこと。
– 本体サイズが大きく、給湯室のカウンターの奥行きを実測してから発注すべきです。
【10万円超】高機能モデル|オフィス用途では過剰になりやすい
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参考価格217,800円、レビュー280件・平均4.63。浄水機能に加えて水素水生成機能を備えた日本製の卓上モデルです。レビュー評価は4製品中で最も高く、造りと国内サポート体制を重視するなら選択肢に入ります。
メリット
– レビュー平均4.63と満足度が高く、日本製で国内サポートを受けやすい。
– 浄水性能そのものが上位クラスで、水質への不満が出にくい。
– 役員室・応接まわりなど、見栄えとブランド感を求める設置場所には合う。
気になる点/デメリット
– 20万円超は一般的なオフィスの給湯設備としては過剰投資になりやすい。 同じ予算があれば水道直結型と業務用コーヒーメーカーを両方導入できます。
– 水素水の機能は健康関連の訴求と結びつきやすいですが、業務用備品として稟議を通す際は「浄水性能と耐久性」で評価するほうが妥当です。健康目的での利用については各自の判断・専門家への相談が前提になります。
– ランニングコストが高めで、消耗品の入手先が限られます。
4製品の比較表|迷ったらどれを選ぶか
| 製品 | 参考価格 | 給水方式 | 温水 | 目安人数 | レビュー | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ブリタ フロー | 6,413円 | 手動(ポット) | なし | 3〜5人 | 2,105件/4.57 | ★★★★☆ |
| 卓上型 浄水サーバー | 11,980円 | 手動タンク | あり(瞬間) | 5〜10人 | 96件/4.10 | ★★★★★ |
| SOLEMOOD 水道直結 | 69,800円 | 水道直結 | あり(調節) | 10〜30人 | 283件/4.35 | ★★★★☆ |
| AQU 高機能モデル | 217,800円 | 手動タンク | あり | 応接・役員室 | 280件/4.63 | ★★★☆☆ |
迷ったらコレ:5〜10人のオフィスなら1万円台の卓上型浄水サーバーが最も費用対効果が高く、失敗したときの損失も小さい。10人を超えて給水当番が回らなくなった時点で、水道直結型への移行を検討するのが順当な流れです。
導入後に効いてくる運用の3ポイント
カートリッジ交換の担当と期限を先に決める
浄水型で最も多い失敗が、交換期限切れのまま使い続けるパターンです。カートリッジは製品にもよりますが2〜3か月が交換目安。購入時に1年分をまとめ買いし、備品台帳と共有カレンダーに交換日を登録するのが確実でした。
タンクの衛生管理を週次業務に組み込む
水を扱う機器は放置すると必ずぬめりが出ます。週1回タンクを洗う担当を清掃当番と一体化させると定着します。給湯室まわりの備品管理は小型冷蔵庫の運用ルールと同じ枠組みで回すと管理コストが増えません。
電気代は「保温するか否か」で決まる
瞬間加熱式は使うときだけ通電するため、常時保温する電気ポットより有利です。消費電力2,000W級の瞬間加熱でも、1回10秒程度の稼働なら1日の使用量は知れています。保温式ポットの終日通電のほうが、実運用では電気代が積み上がります。
よくある質問
Q1. 浄水型は宅配ボトル式より本当に安くなりますか?
10人規模で1日10L使う想定なら、宅配水は月あたり2万円を超えることも珍しくありません。浄水型は水道代がほぼ誤差の範囲で、費用の実体はカートリッジ代(月数百〜数千円)だけです。本体を7万円で買っても半年前後で回収できる計算になります。ただし3人以下の小規模事務所では宅配水の使用量自体が少ないため、差はそこまで開きません。
Q2. 賃貸オフィスでも水道直結型は設置できますか?
分岐水栓の取り付けが必要なため、原則として貸主または管理会社への確認が必須です。原状回復の対象になるか、工事業者の指定があるかを先に確認してください。確認が取れない場合は手動給水タイプを選ぶのが無難です。発注してから設置不可が判明するのが最悪のパターンです。
Q3. カートリッジの交換頻度と費用の目安を教えてください。
ポット型で概ね2か月に1回、据置型で3〜6か月に1回が一般的な目安です。ポット型なら年間で数千円、RO方式の据置型は年間1万円前後を見込んでおくと予算がぶれません。使用量が多いオフィスは目安より早く性能が落ちるため、期間ではなく通水量表示のある機種のほうが管理は正確です。
Q4. 災害時の備蓄水の代わりになりますか?
なりません。浄水型は水道が生きていることが前提の機器で、断水時には機能しません。備蓄水は別途ペットボトルで確保する必要があります。備蓄の考え方についてはオフィスの防災備蓄チェックリストを参照してください。
Q5. サーバーの動作音は執務室で気になりますか?
瞬間加熱式は加熱時にポンプ音が数秒鳴ります。給湯室に置く分には問題ありませんが、静かな執務スペースの真横に置くと打鍵音の合間に響きます。オープンスペースに設置する場合は、壁際や休憩コーナーなど席から離れた位置を選ぶのが無難です。
まとめ
浄水型ウォーターサーバーの本当の価値は、水代の削減そのものよりもボトルの受け取り・保管・交換という総務の定常作業が消えることにあります。5〜10人規模なら1万円台の卓上型で十分な効果が出ますし、10人を超えて給水当番の運用が破綻し始めたら水道直結型に切り替える、という段階的な導入が現実的です。まずは自社の人数×1L×営業日数で必要量を出し、給湯室の設置スペースを実測するところから始めてください。2026年8月時点の価格は下のリンクから確認できます。


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